どうも、オーツと申します。
予想以上に盛り上がってなくてすみません。
突然ですが、皆さんはこの歌をご存知でしょうか?
こちら幼少期に誰もが聞いたことがある童謡「鬼のパンツ」です。
保育園や幼稚園やおかあさんといっしょでこの歌に慣れ親しんだ方が非常に多いと思いますが、一つだけ疑問な点があるのです。
それは
これなんです。波をバックに東映方式で皆さんに訴えかけています。
鬼が強いのは誰もが承知の事実ですが、その付属品であるパンツまで強いとなるとこちらも意義をとなえざるを得ないというもの。
パンツは柔軟でしなやかで股間にフィットしてればそれで良いはずじゃないですか。
なんだよ強いって。何が強いんだ!??
気になって仕方がないのでアポを取ろうとするも…
この令和の時代には鬼が存在すらしていませんでした。
グーグル調べによりますと、どうやら地獄に居るらしいのですが私、善に善を重ねる好青年。日々小学生の登下校を見守り、ご高齢の方の体を慮る私は地獄にいけるはずもないのです。
鬼には遭遇すらできないのか…諦めかけていたとき、この世には人でありながら鬼と呼ばれている通称”現代社会の鬼”と呼ばれる方々がいることに気づきました。
そして今回、その方達にアポをとり、鬼の代わりに様々な方法でパンツの強度を調べるため協力して頂きました。
その様子を見ていただけたらなと思います。
現代の鬼 一人目
ということで各所に連絡を取り、撮影に協力して頂いた一人目の現代の鬼を紹介いたします。
“鬼教師“です。
【プロフィール】
東京都内にある高校で25年教師として勤続しており、”鬼教師の塩松”として生徒から恐れられている。また生活指導部長としての肩書もあり、何百人もの不良をその手腕によって更生に導いてきた伝説の教師である。塩松先生曰く、「俺の前で腰パンできる生徒など存在しない。」とのこと。
こちらの”鬼教師”の塩松先生にご協力していただき、「鬼のパンツは強いのか?」を検証していきます。
そして今回取り入れる方法がこちらです。
”燃やす”です。
このGIF画像のように、パンツを火の中に入れて燃えなければ「鬼のパンツは強かった…!」 ということで説立証となります。単純明快ですね。
そして今回、この日の為に提供して頂いたパンツがこちらです。
ミニコーナー【パンツ紹介】
仕事とプライベートでパンツを履き分ける強いこだわりをもっており、教師生活25年一貫して白の一張羅を履き続けている。
ちなみに休日はピンクストライプのトランクスを履くキュートな一面も。先生からの要望があり、ブリーフの白を目立たせたいということで、あえて暗い時間に撮影した。
ブリーフを一張羅と言えるあたり、人としての強さ、成熟さが感じ取れますよね。
その大事なパンツをアルミで包み
こちらの火の中に入れて、時間が経つのを待ちましょう。
※こちら安全に考慮し、決められた私有地で燃やしております。もし許されざる場所で火を燃やそうものならその火が君の体に移り、パパとママの区別がつかないくらい灼熱で燃やし、君の好きなアーティストの… ん?なんだこれ…?なんて読むんだ…?? キ…キングヌー…???とか聞けなくなっちゃうからね!!
パンツを焼き続けて30分が経過致しました。
もう一度確認すると、パンツが燃えることなく純白なブリーフが出てくれば説立証となります。
鬼のパンツは強いのか?説立証なるか…?果たして…?
え?こげこげじゃん。どういうこと??
鬼のパンツは強いはずなので問題があるとすれば、塩松先生に何かしら非があるはず。
なので後々話をを聞いてみたら、焦げパンツの前で教師としての本音を告白してくれました。
鬼教師の告白
「本当は俺だって怒りたくないんだよ。でも時には鬼になって生徒を叱らなきゃならない。可愛い生徒たちには正しい人間になってもらいたいし、この理不尽な社会でもめげずに踏ん張って生きていってほしいからね。そのためなら俺は喜んで鬼になるよ。」
ご覧いただいた通り塩松先生は、生徒のことを思って行動できる人間味溢れた素晴らしい方でした。
ただ今回においては、そのー言いにくいのですが…そういうことじゃないのよ。
もっと鬼の要素、鬼の純度が高くないと検証にならないというものです。
例えば、後ろから生徒の肩を叩いて「ん?お前なんかムカつくから留年な。」と言い放ちデカい三角定規でぶっ叩くような鬼の心をもった教師でないと成立しないということです。
現代社会の鬼:二人目
一人目の方は鬼らしくない思想(生徒想い)だった為、あまりよろしくない結果に終わってしまいましたが、切り替えて次の方に想いを託していきましょう。
次に協力してくれたのは、こちらの方です。
”鬼女上司”です。
【プロフィール】
新卒で入社した会社の経理部で8年間勤続している経理のスペシャリスト。主に決算作業や給与計算業務に従事しており、数字に対しては一つのミスも許さず、部下への妥協も一切厭わない。まさに鬼女上司。
大沼さんは普段からバリバリ仕事をこなすキャリアウーマン。部下に対しても常日頃から厳しく接するまさに”鬼女上司“というわけです。そんな彼女が何故か仕事の合間を縫って来てくれました。
先ほどは”燃やす”工程を行い失敗してしまいましたが、次の検証方法は…
“耐久力“です。
こちらのGIF画像のようにバカサラリーマンが上から落ちてきても破れず、伸びてもしなやかに元に戻って形状維持してれば、「全然破れねぇじゃん…生地強ぉ…!」ということで説立証となります。
そして今回、この日のために提供して頂いたパンツがこちらです。
ミニコーナー【パンツ紹介】
普段、鬼女上司が履いている非常に艶めかしいパンツ。
入社と同時期にこのパンツを購入し、様々な男に脱がされてきた思い出の詰まったパンツ。今回はそのパンツと同じブランドの未使用品を持ってきてもらった。
そのパンツを都内のトレーニーがこぞって集まる懸垂バーに
このように優しく引っかけ…
僕がバカサラリーマンの代わりに体重をかけて、破れなければ説立証となります。
鬼女上司の前でミスなんか絶対に許されません。果たして成功するのか…鬼のパンツは強いのか…???
めちゃくちゃ弱いじゃん。どういうこと???
鬼のパンツは強いはずなので問題があるとすれば、大沼女上司に何かしら非があるはず。
なので後々話をを聞いてみたら、ちぎれパンティーの前で上司としての本音を告白してくれました。
女鬼上司の告白
「弟が三人いるの。食べ盛りで食費もかかるし、学費だって凄いかかるのよ。だからこの会社で周りに嫌われてでも仕事で結果出して、給料を貰わなきゃいけなかった。私は家族の為なら鬼にだってなれるのよ…」
現在弟が3人おり、弟たちのご飯代や学費を稼ぐ為には自分を偽り、心を鬼にするしかなかった…とのことでした。
家族想いで一刻も早く幸せになってほしいとも思いますが、その…違うのよ。
先程も言いましたが、鬼の純度が高い人でないと検証にならないというもの。
例えば、部下が徹夜してやっとの思いで作り上げた書類に目もくれず、破り捨て「はい、やり直しね。」と言い、USBもトイレに流しちゃうような鬼の心をもった上司でないと、今回ばかりは成立しないというものです。
”鬼”ってそういうものなのです。
現代社会の鬼:三人目
全く予想だにしていない2人連続失敗により、流れが非常に悪くなっておりますが、次こそ鬼のパンツは強いことを証明してほしいものです。
続けて協力して頂いたのはこちらの方です。
“トレーニングの鬼”です。
【プロフィール】
週に5回はジムに行き筋トレを行うトレーニングの鬼。ベンチプレス110kg、スクワット170kg、デットリフト180kgを持ち上げることができる怪力男。
握力だって90kgあるし、マスクも取ってくれなかった。
碇山さんはトレーニング歴20年の鬼。さらには元暴走族の総長ということで鬼の純度も高いことが予想されます。
そして今回行う方法が…
“斬撃“です。
何万回もの斬撃をパンツに与え、傷一つ残さずに耐えきることができれば、鬼のパンツは強かったということにもなりますし、見事商品化もされます。
しかし、斬撃って以外と出ないモノなのですね。振っても振っても出る気配がなかったので代替案として、電動のこぎりで切ることにします。
そして今回提供して頂いたパンツがこちらです。
ミニコーナー【パンツ紹介】
普段からトレーニングの鬼が履いているカブトムシの外皮くらい光沢のあるパンツ。ギリギリ、はみチンしない作りになっており、そのことをトレーニングの鬼はえらく気に入っている。
そしてパンツをこのように引っかけて
電のこも準備完了!
ここで証明したい…鬼のパンツが強いことを… 果たして…
一瞬、刃が吹っ飛び、パンツが電のこを跳ね除けたのか!?と期待したのですが、普通にパンツ破けてました。なんだよ。
後、トレーニングの鬼に話を聞いたら今はジムに行ってなくて、夜中にポテチ食ってコーラ一気飲みすることが最近の至福だそうです。先に言ってくれ。
もっとこう、いないのかね、バーベルを金棒と見立てて振り回すようなやつは…
最後の希望…
3人のパンツが検証失敗に終わり諦めかけていた時、秋田に鬼に近い生命体がいるという情報を手に入れました。
鬼のパンツが強いことを証明してほしい。その思いをこちらの方に託します。
そう、なまはげです。
説明は不要でしょう。なまはげと言ったらこの風貌のこのお方なのです。
この佇まい。この風格。この構え。彼こそがジャパニーズカルチャーNAMAHAGE!!!!!
ミニコーナー【パンツ紹介】打ち切りのお知らせ
閲覧頂きありがとうございます。週刊パンツ紹介編集部でございます。
今回、なまはげのインナーの部分に関してはシークレットにしておきたいという秋田県庁からの要請があった為、やむを得ず打ち切りにする運びとなりました。
今までご購読して頂き誠にありがとうございました。
今までの鬼とは訳が違います。彼、完璧鬼なのですから。
なのでパンツの破壊方法もそりゃ変わってきますよね。
これを押してください
「え?」
「いいから早く!!!」
「え??」
“爆発”です。
これで耐えきることが出来れば鬼のパンツは強いということになります。
説立証させてくれ…!!果たして…!!!???
ボロ焦げ布切れになっちゃいました…鬼のパンツが強いとは…???
火を鎮火した後、なまはげさんにも一応お話を伺ったのですが、まずなまはげは鬼じゃないらしいです。
なまはげは言うなれば、神様の使いで民家の災いや邪気を払ってくれるとてもありがたい存在だったのです。だからなんで先言わないの??
ともかく、全ての鬼のパンツを様々な方法で検証した結果、そんな強くないということになりました。
そもそも、今回協力して頂いた方はそんな鬼でもなかったし… どうしよう…
オチどうしよう…
【お布団におつゆをこぼしてパニックになったデヴィ夫人】
あっあっあーー!!!誰か~!!あ~た!あ~た!あ~たぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
あ~た~~~~~!!あ~た~~~~!!バブーっっ!てつろうぅ!!!!!!!!!
今回はこれを大オチにして終わりたいと思います。ご購読ありがとうございました。
【謝罪】
記事内で秋田県に行く場面がありましたが、実際には秋田県であろう駅のフリー素材を使用致しました。実際に行こうとしていたのですが、緊急事態宣言が発令されてしまいやむを得ず断念致しました。
誤解を招いてしまい申し訳ありません。